思い返せば20数年前まで、学校でも会社でも当たり前だった「連絡網」。氏名、住所、電話番号が一覧になった紙の束が配布され、何かあれば「〇〇さんから△△さんに電話して…」と回していました。
それが、個人情報保護法の施行を機に姿を消し、私たちは次第に自分の情報がどこでどう使われるのかを意識するようになりました。
個人情報保護法っていつから?
2003年5月30日に制定され、2005年4月1日に民間事業も含めたすべての組織に個人情報保護法が全面施行されました。
個人情報保護法がなぜ2003年に制定されたの?
単一の出来事ではなく、「情報化社会の進展」「国際的な潮流」「国内での具体的な課題」という複数の要因が絡み合って実現したものです。
なぜ個人情報保護法は何度も変わるのか?
法律が施行されてからも、私たちの生活は大きく変化しました。特に大きな要因の一つがスマートフォンの普及です。
スマホのカメラで撮った写真、位置情報、SNSへの投稿…私たちの個人情報は、意識しないうちにどんどんデータ化され、さまざまな場所で利用されるようになりました。
「こんなことまで見られているの?」
そんな私たちの意識の高まりと、技術革新が生んだ新たなリスクに対応するため、個人情報保護法は何度も改正を重ねてきました。
知っておきたい「オプトアウト」と「オプトイン」の違い
こうした法律の改正で、個人情報の扱われ方はより複雑になりました。その中で、私たちが自分の情報を守るために知っておきたい大切な概念が「オプトアウト」と「オプトイン」です。
オプトアウト(Opt-out)
これは、「黙っていたら同意」という考え方です。 例えば、企業から送られてくる広告メールに「配信停止はこちら」というリンクがついていますよね。これは、「配信を希望しない人だけ、自分で手続きしてください」というオプトアウトの仕組みです。
<オプトアウトの例>
- ダイレクトメールや広告メールの配信
- 個人情報の第三者提供(本人の拒否がない限り提供される)
オプトイン(Opt-in)
これとは反対に、「同意しない限り何も始まらない」という考え方がオプトインです。
ウェブサイトにアクセスしたときに表示される「クッキーの利用に同意しますか?」というポップアップは、私たちが「はい」と明示的に意思表示しない限り、情報収集は行われないというオプトインの仕組みです。
<オプトインの例>
- 企業のメルマガ登録(自分でチェックボックスにチェックを入れる)
- ウェブサイトでのクッキー利用への同意
自分の情報は、自分で守る時代
連絡網が当たり前だった時代に比べ、私たちは自分の情報がどこで、どのように使われているのかが見えにくくなっています。
だからこそ、法律の仕組みや、サービス利用時に表示される規約を少し意識してみるだけで、自分の情報を守る力は格段に上がります。
オプトアウトとオプトイン。この2つの言葉を知っているだけでも、今後のデジタル社会でより安全に、そして賢くサービスを利用できるはずです。
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