近年、「遺品整理」の大変さが社会的な問題としてクローズアップされています。
親しい人を亡くした悲しみの中で、故人の遺品と向き合う作業は、想像以上に時間的・精神的な負担が重くのしかかります。
実家では、10年前に他界した父の服が、いまだに手付かずで残っている。
また、「故人の持ち物がそのままの状態で家が売りに出されている」というケースは、遺品整理がどれほど困難な問題なのかを如実に物語っています。
「終幕のロンド」が問いかける遺品整理の現実
先日スタートしたドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』では、遺品整理の厳しい現実の一端が描かれていました。
孤独死した女性の遺品整理を依頼した息子は、10歳の時に捨てられた過去から、母親の死を「自業自業」と冷たく突き放し、「遺品はすべて処分してほしい」と語ります。
何十年も親子として関わりのなかった人にとって、故人の遺品は、「自分の手で片付けたい」という感情よりも、「とっとと処分してほしい」という感情が勝るのかもしれません。自分で片付けようにも、その重い感情に向き合うことは困難でしょう。
それでも、故人の生きた証として、「想いが詰まった、どうしても残すべきもの」は、必ずあるものです。しかし、それを誰が、どう判断し、どう整理するのか…。
遺された皆さんへ:故人の遺品をどうしますか?
残されたご家族にとって、故人の遺品は単なる「モノ」ではありません。それは、故人との「思い出」であり、「愛情」であり、時に「複雑な感情」の塊です。
だからこそ、処分するにも、残すにも、葛藤が生まれます。
遺された私たちは、故人の遺品をどうすれば良いのでしょうか?
「大切だったから残したい」「でも、もう収納場所がない」「誰かに使ってほしい」「処分するのは忍びない」
この問いに明確な答えはありませんが、一つだけ、確かな解決策があります。
遺された人の負担を減らす「生前整理」
私は生前整理アドバイザーとして、いつも皆さまにお願いしています。
「今から、生前整理を始めてください」と。
- 大切なものは何か
- 残してほしいものは何か
- 誰に託したいか
- 処分してほしいものは何か
「もし、明日、突然自分が死んでしまったら…」と想像してみてください。
- あの人には、あの写真を見られたくない
- あの通帳の存在は、誰にも知られていない
- あの趣味の道具は、誰か使ってくれる人に譲りたい
そうした「あんなこと、こんなことが困るだろうな」という不安を、生前に解消しておくことこそが、何よりも遺された家族への愛となるのです。
故人の思いが詰まったモノを、残された家族が「重荷」と感じるのではなく、「愛のメッセージ」として受け取れるように。
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