【乗車記】スペイシアXで冬の日光へ。予約ミスから始まった、忘れられない景色と出会う旅「ぱせさぽ」

【乗車記】スペイシアXで冬の日光へ。予約ミスから始まった、忘れられない景色と出会う旅 おでかけ

皆さんは、旅先で「うっかり」をしたことはありますか?

先日、最新特急「スペイシアX」に乗って日光へ行ってきました。

朝8時に出発し、武蔵野線で南越谷へ。そこから新越谷・春日部を経由し、いよいよお目当てのスペイシアXに乗車!白く輝く車体と、陽明門を彷彿とさせる「X」の窓枠に、乗る前から気分は高まります。

【乗車記】スペイシアXで冬の日光へ。予約ミスから始まった、忘れられない景色と出会う旅

🚞 優雅な車内と、まさかのハプニング

車内に入れば、そこはもう日常を忘れる上質な空間。ゆったりとした座席に身を任せ、春日部から東武日光までの時間を優雅に満喫しました。

……と、ここで思わぬミスが発覚。

実は切符の予約を間違えて、終点の一つ手前「下今市駅」までで買っていたのです。

「やってしまった!」と一瞬焦りましたが、実はこれがこの旅一番のギフトになりました。

❄️ 下今市で見つけた、計算外の絶景

慌てて降りた下今市駅。しかし、そこにはスペイシアXを降りなければ出会えなかった、静謐で美しい風景が広がっていました。

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SL大樹が発着するレトロなホームの雰囲気、そしてそこから望む日光連山の山並み。終点まで一気に駆け抜けていたら気づかなかったであろう、「一歩手前の美しさ」に心を奪われました。

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🥢 日光散策と、心温まるランチ

下今市から東武日光へと移動し、まずは腹ごしらえ。

日光といえば、やっぱりお蕎麦。キリッと締まった冷たい水で打たれたお蕎麦は絶品で、旅の疲れがスッと癒えていくようでした。

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食後は腹ごなしに日光東照宮まで散策。

冬の澄んだ空気の中、豪華絢爛な陽明門や荘厳な杉並木を歩くと、背筋が伸びるような心地よさがあります。

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陽明門

入り口で迎えてくれる国宝「眠り猫」

奥宮への参道入り口、東回廊の潜門(くぐりもん)の上に鎮座しているのが、あまりにも有名な国宝「眠り猫」です。

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  • 平和の象徴:猫が眠っていられるほど、平和な世の中であることを表現しています。
  • 裏側の雀(すずめ):猫の真裏には、竹林で遊ぶ雀の彫刻があります。「天敵の猫が寝ているから雀が安心して遊べる」という、平和への強い願いが込められています。

207段の石段を登り、静寂の聖域へ

眠り猫をくぐると、そこからはこれまでの賑やかさが嘘のような、杉林に囲まれた静かな参道が始まります。

奥宮までは207段の石段が続きます。 この石段、実は一段一段が「一枚の岩」から切り出された贅沢な作り。一段が低めに作られているため、家康公の遺言通り「一歩ずつ踏みしめて」登る感覚を味わえます。

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家康公が眠る「奥宮宝塔(御宝塔)」

階段を登りきると、ついに家康公の墓所である「奥宮宝塔」に到着します。

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  • 圧倒的な存在感:高さ約5メートル。金銀が散りばめられた陽明門とは対照的に、鈍く光る唐銅(青銅)製の塔は、重厚で厳かな空気を放っています。
  • 不動の場所:家康公はここで、江戸(現在の東京)の真北から「北極星」として国家の安泰を今も見守り続けていると言われています。

願いを叶える?樹齢600年の「叶杉(かなえすぎ)」

宝塔のすぐ傍らに立つ大きな杉の木。これが隠れた人気スポットの「叶杉」です。

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祠(ほこら)に向かって願い事を唱えると叶うと言い伝えられており、多くの参拝者がここで静かに手を合わせます。階段を登りきった後のご褒美のような、温かいパワーを感じる場所です。

旅を終えて

予約の間違いというハプニングから始まった今回の旅。

でも、そのおかげで予定調和ではない「自分だけの風景」に出会うことができました。

スムーズな旅もいいけれど、たまにはこんな寄り道も悪くない。

スペイシアXの白い車体を見るたびに、あの日見た下今市の景色を思い出しそうです。

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