Wordを使って執筆作業をしている作家さんから、うっかり文章削除して上書き保存をしてしまった。復元できますかと問い合わせがありました。
文章を削除して上書き保存をしてしまった場合、Wordの標準機能だけでは復元は難しいことが多いです。なぜなら、上書き保存は、以前のファイルを新しい内容で完全に置き換えてしまう操作だからです。ゴミ箱や元に戻す機能(Ctrl+Z)も、ファイルを閉じてしまうと利用できません。
ただし、状況によっては復元できる可能性もゼロではありません。
それでも、何やら月末が締め切りということで、いくつか提案をし試して頂きました。
以前のバージョンに戻す(Windows)
Windowsの「以前のバージョン」機能が有効になっている場合、上書き保存する前の状態に戻せる可能性があります。この機能は、システムの復元ポイントやファイルの履歴から、自動的にバックアップされたファイルを探します。
手順:
- 上書き保存してしまったWordファイルが入っているフォルダを開きます。
- 対象のファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「以前のバージョン」タブをクリックします。
- 利用可能なバージョンの一覧が表示されたら、削除する前の日付のものを選択し、「復元」または「コピー」をクリックします。
利用可能なバージョンが何も表示されない場合、この機能は無効になっています。
Wordの自動保存機能を使ってファイルを復元
Wordには、作業中のファイルを自動的に保存する自動回復機能があります。この機能で保存されたファイルを探すのが最も一般的な方法です。
手順:
- Wordを再起動します。
- 画面左側に「ドキュメントの回復」というウィンドウが表示されることがあります。表示された場合は、そこから復元したいファイルを選択して保存しましょう。
- ウィンドウが表示されない場合は、Wordのメニューから探します。
- 「ファイル」タブをクリックします。
- 「情報」を選択し、「ドキュメントの管理」から「未保存のドキュメントの回復」をクリックします。
- 自動保存されたファイルの一覧が表示されるので、目的のファイルを選択して開きます。
データ復元ソフトを使う
上記のどの方法でも復元できなかった場合、データ復元ソフトを使用する方法があります。これは、上書き保存したデータが物理的に完全に消去されていない場合に有効です。
ただし、これらのソフトは専門的であり、必ずしも成功するとは限りません。また、有料のものも多いです。
こちらに関しては、ちょっと難しそうなので‥‥‥とのことで試してみませんでした。
今後の対策
今後、同じような事態を防ぐために、以下の対策を習慣づけることをお勧めします。
- こまめな保存とバックアップ: 重要なファイルは、作業中にこまめに保存し、定期的に別の場所にバックアップを取るようにしましょう。
- 「名前を付けて保存」の活用: 編集する際に、元のファイルを残しておきたい場合は、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、別のファイル名で保存するようにしましょう。その際に、ファイルを開いて「名前を付けて保存」を先にしておくことがポイントです。
- 自動保存の活用: Wordの自動保存機能が有効になっていることを確認しましょう。設定から保存間隔を短くすることも可能です。
まとめ
どの方法でも復元が難しい場合、残念ながら元の文章を取り戻すのは非常に困難です。
結果、その作家さんは最初から書き直します。と泣いていました。
かくいう私は、USBメモリーのデータをうっかり削除してしまったことがあり、データ復元ソフトを使うしかなかったのですが、思うように復元できませんでした。
今後の作業では、データのバックアップを習慣化することが最も重要です。データのバックアップは、もしもの時に自分を助けてくれる「お守り」のようなものです。少し面倒に感じるかもしれませんが、大切なデータを失う後悔に比べれば、小さな手間に過ぎません。
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